「テントなんかで、夜中眠れる自信ないよ…。」
家族3人、初めての宿泊キャンプを計画したとき、妻が漏らした一言です。確かにテントがあるとはいえ、野外で一夜を過ごすのは、私でも不安感がありました。
しかし、今では月1回キャンプをするほど、私たち家族はその魅力に取り憑かれてしまいました。この記事では、あのとき不安がっていた我が家がどう乗り越えたのか、デイキャンプでは味わえない「宿泊キャンプならではの魅力」を実体験でお伝えします。
コテージ泊から始まった我が家のキャンプデビューの経緯は、こちらの記事にまとめています。
まさか、私がキャンパーになるなんて|ファミリーキャンプはコテージ泊から始めるのがおすすめ
先に結論
宿泊キャンプの魅力はこの3つでした。
- 夜:焚き火を囲むうちに、不安が「解放感」に変わる
- 設営:家族で一つの「家」を作る過程が、子どもを成長させ絆を深める
- 朝:澄んだ空気の中で淹れるコーヒーが、五感を呼び覚ます
「夜が不安で踏み出せない」方こそ、読んでみてください。
1. 不安が解放感に変わる「焚き火を囲む夜の力」
薄い布一枚を隔てて感じる外の気配。初めてテントで寝る夜は、独特の緊張感があります。
しかし、静寂の中でパチパチと爆ぜる焚き火の前で飲むお酒は格別でした。揺れる炎をじっと眺めていると、それまで感じていた不安は不思議と大きな「解放感」へと変わっていったのです。日常から切り離され、自然の音に耳を澄ます時間は、家族で初めて体験する神秘的な夜となりました。
そしてシュラフ(寝袋)へ。あれだけ不安がっていた妻は、一度も起きずに朝まで熟睡。「意外なほどぐっすり眠れた!」と自分でも驚いていました。自然に抱かれて眠る心地よさは、家のベッドでは得られない最高の贅沢だったのです。
2. 息子の成長を感じ、家族の絆を深める「チームワーク」
初めてのテント泊では、当時4歳だった息子がペグ打ち遊びに夢中になってしまい、テント設営はなかなか進みませんでした。
しかし、キャンプを重ねるにつれて息子も一連の流れを理解し、少しずつ手伝ってくれるようになりました。今では、コット(キャンプ用ベッド)の組み立てや電動エアーポンプの使い方など、妻よりもキャンプ道具の扱いに詳しくなっているほどです。
※我が家のコットは実はノーブランド品。これから選ぶなら、1年保証付きで定番のWAQ 2WAYフォールディングコットがおすすめです。
一つの「家」をみんなで協力して作り上げる過程は、確実に家族の絆を強くしてくれます。3人で作り上げた空間で過ごす時間は、我が家の大切な共通の宝物です。
3. 五感を呼び覚ます「朝の特等席」で淹れるコーヒー
宿泊キャンプのクライマックスは、実は「朝」にあります。
鳥のさえずりと、風に揺れる木の葉の音で心地よく目覚める朝。テントのジッパーを開けた先には、澄んだ空気と美しい日の出が待っています。
肺の奥まで洗われるような美味しい空気の中で、お湯を沸かし、挽き立ての豆でゆっくりと淹れるコーヒー。この朝のひと時は、日常の忙しさで閉じかけていた五感のすべてを喜びで満たしてくれます。これぞ、宿泊した人だけが味わえる特等席の贅沢です。
おわりに
不便さの中に、日常では見落としてしまう「小さな幸せ」を見つけられるのが宿泊キャンプの本当の魅力です。
もし、かつての我が家のように「夜が不安だから…」と迷っているのであれば、ぜひ一度、その一歩を踏み出してみてください。翌朝、お気に入りのコーヒーを手に眺める景色が、あなたの人生に新たな彩りを与えてくれるはずです。
ちなみに夏のキャンプ場は蚊とブヨも容赦なしです。我が家の虫対策はこちらの記事にまとめています。
【虫嫌いな妻も安心!】キャンプの蚊・ブヨを完全撃退する3つの対策とそれでも刺される父

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